PROFILE
名前
山口 眞季
生年月日
1997年10月15日
ポジション
LB
背番号
28
出身地
大阪府
身長
173cm
利き手
右
勤務地
新成テック株式会社
経歴
市岡東中学校→四天王寺高等学校→東京女子体育大学→ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング→三重バイオレットアイリス
PLAYER'S JOURNEY
プレーヤーの歩み
幼少時代
母が体力をつけるためにと3歳から水泳を始めました。そのお陰か体を動かすことが小さい頃から大好きでした。小学生3年生頃にすべて泳げるようになったからと辞めた水泳でしたが、私のわがままで1ヶ月もせずにまた始めたこともありました(笑)親に感謝しています。
中・高・大学時代
私の中学は運動部が少なく水泳をやりたい気持ちもありましたが、姉がハンドボール部に入っていて何度か試合を見に行ったことでハンドボールを始めました。当時から身長が高かったので始めてのポジションはPVでした。そして先輩が引退するにあたりLBにポジションが変わり体格は良くはありませんでしたが高さを活かしたロングシュートが武器になりました。試合で決める度に嬉しくて楽しくて、そこから私のハンドボール人生が始まったと思っています。ですが2年生の時、満足いかない形で試合することが多々ありました。部員の人数が少なく野球部から助っ人をお願いしたり、1人少ない状態で試合をしたり、今と思えば考えられないけど私にとっていい思い出です(笑)
ハンドボールを始めたことで中学生の私に出会ってくれた5人の指導者のお陰でハンドボールの楽しさに気づけたこと感謝しています。
私の高校は日本リーグや日本代表で活躍している先輩が多く、中学と比べてレベルも高く練習もきつくてなんども心が折れそうになりました。それでも3年間乗り越えれたのはチームメイトのお陰と中学生の私には全くなかった日本一になりたいという思いでした。日本一にはとどかなかったけど、上に行けば行くほどハラハラドキドキ、楽しさなどいろんなことがあることに実感しました。
大学生になって高校生の時に対戦相手として試合をした人たちと同じチームになることに最初は違和感がありました。でも、仲間が増えること、今までの仲間と戦うことが楽しくなり頑張ることができました。中学生の時はロングシュート、高校生の時はカットインの技術を身に付けることができましたが、大学生になってからは1対1のフェイントやミドルシュートなども身に付きプレーの幅が広がりました。選択肢も増えたことで戦術を考え学び改めてハンドボールを知ることができました。ですが、大学最後のインカレ前に膝の怪我をして始めての長期離脱になりました。進路が決まっていたことで治療、リハビリに向き合うことができました。
リーグ所属 以降
大学卒業後はソニーセミコンダクタマニュファクチャリングに入団しました。どこかで、高校の大先輩の田中美音子さんや中高の先輩の藤田明日香さんを追いかけていたのだと思います。ですが、膝の怪我のリハビリからスタートしていきなり置いていかれてる気がして辛かったですが、リハビリでも身体の使い方やトレーニングなどで学ぶことが多く、復帰の時は大学生の時と比べて更にパワーアップしていた気がします。
ソニーへ入団した頃からコロナ禍が始まりせっかくの鹿児島も満喫するのが難しかったり、試合も無観客など楽しみが減ることが多かったですが、ここで経験したプレーオフは私の今までで1番盛り上がった忘れられない試合だったと思います。
そして、三重バイオレットアイリスに移籍し、たくさんの方々に出会いました。私は多くのファンの皆さんに愛されていて、多くのスポンサーさんに応援されているバイオレットの魅力に改めて気づくことができ、私を受け入れてくれたことに感謝しています。
ここにきて、「今までで1番楽しそうにやってるね」って言われることが多く、私のプレーを見て誉めて期待してくれる人が増えてもっと頑張らないとと思えました。私は多くの応援してくれる人がいることで頑張れています。結果を出したとはまだ言えませんが、目標である日本一になれるよう頑張り続けます!