#36 CB
Kiho Yokota
横田 希歩
  • PROFILE

  • 名前
  • 横田 希歩
  • 生年月日
  • 1999年12月15日
  • ポジション
  • CB
  • 背番号
  • 36
  • 出身地
  • 山口県
  • 身長
  • 158cm
  • 利き手
  • 勤務地
  • Honda Cars 三重北
  • 経歴

    IDBスポーツクラブ→平田中→高水高→武庫川女子大→三重バイオレットアイリス

    PLAYER'S JOURNEY

    プレーヤーの歩み

    幼少時代

    ハンドボールを始めたのは小5からです。小1から小6までミニバスをしていました。ハンドを始めたきっかけは、従姉妹に人数が足りないからと声を掛けてもらったことです。IDBスポーツクラブに所属しました。
    バスケチームは規律や礼儀を大切にし、強くは無かったですが(同じ小学生チームに2-100で負けました。PGとしてハーフラインにすらボールを運ばせてもらえない悔しさは今でも忘れられません笑)本気でバスケに取り組む姿勢が好きでした。一方でIDBは大人から子供までのびのびと競技を楽しみ、全国大会に出たりと試合にも勝てていたのでとにかく楽しかったですね。小6になりバスケチームでキャプテンとなった時に、中途半端になりたくないから辞めたいと母に言ったことがあります。自分で決めて始めたことは最後までやりなさいと怒られました。それからはバスケを優先させてもらい、出来る限りハンドにも参加するという形で両立しました。午前中バスケの練習、終わり次第車で食事と着替えを済ませ、そのままw-upも無しにハンドの試合に出たこともあります。当時は大変でしたがとにかく楽しかったです。親の方がかなり大変でしたね。勿論色んな意見もあったと思いますが、練習に行けない時もあった私を快く試合に出してくれていたチームにも感謝しています。LWをメインにやり、とにかく速攻に走ってました。県選抜にも選んでいただき、全国大会で準優勝でした。当時から負けず嫌いだったので、勝ち上がっていくことが楽しかったです。

    中・高・大学時代

    中学は平田中学に入学しました。入部届は早々とバスケ部で提出しましたが、担任の先生がハンド部の顧問だった為、返却されました(笑)。バスケ部は指導者が居らず、ハンド部は全国大会にも出場していた為かなり悩みました。書いては消してを繰り返し、締切前日の夜に母の前でボールペンでバスケ部と書きましたが、提出する寸前で修正ペンでハンド部に変更しました(笑)。練習はとにかく厳しく、かなり走り込みました。毎日2部練でしたが、ハンドより走ってる記憶の方が多いです。家が近かったので平日は帰宅後学校に戻り自主練をしていました。2年からCBで試合に出させてもらいました。1個上の先輩達が上手くて春中・全中・JOCと全て全国2位の成績を残せましたが、どれも決勝で敗戦。3年生キャプテンとなり意識がかなり変わり、春中で男女アベック優勝することが出来ました。プレッシャーもあり、その後はチーム内でもかなり言い合いをしながら練習をしました。全中3位・JOC2位でした。当時は全国大会の決勝が当たり前となっていたのでかなり落ち込みました。ハンドに誘ってくれた従姉妹が別の学校に行き、予選に勝つ方が大変だった記憶があります。 顧問の先生に競技経験はありませんでしたが、男女共に様々な高校に練習試合に行き、そこで吸収した指導をしてくれていました。とにかく厳しかったですが、"不撓不屈"私の根っこ・芯の部分は中学の先生に作ってもらえました。
    高校は、高水高校に入学しました。従姉妹含めJOCのメンバーがほぼ固まって別の高校に進学しましたが、日本一になるにはここしか無いと決めました。コートで輝くように"輝"とコートネームを貰いました。2年生からLBで試合に出させてもらい、選抜3位でした。華陵高校も選抜3位、県大会では負けの方が多かったため開催地枠もありましたが、インハイ予選で勝てたことがとても嬉しかったです。部訓である"辛抱・感謝・徹底"を大切に、自分の為に勝ちたいから、周囲の人への感謝を結果で表現したいという想いでプレーするようになりました。"感謝なくして挑戦なし"は今でもとても大切にしています。3年生でキャプテンを任せてもらい、日本一を目標に自分にもチームにもかなり厳しく練習していました。合宿時は5時半から朝練だったのでよく碓井(香川銀行)と4時に起きて自主練をしていました。この時は憧れの選手や男子の試合等沢山ビデオを観て、色々なプレーを真似ていました。下級生が多く試合に出ていましたが一人一人が考え、行動できる自立したチームだったと思います。特に同期には本当に恵まれました。インターハイ準決勝で右膝の前十字靭帯を断裂しました。両親のおかげで決勝朝も病院で麻酔を打ってもらいましたが、決勝はPTしかコートに立てず2位でした。優秀選手、得点王に選んでいただきましたが不完全燃焼で終わり、これまで大きな怪我で離脱した事が無かった分、なぜ今なのかと自分を責め悔やみました。体格や身体能力は周囲と比べ劣っていたので、トップリーグで続ける事は考えていませんでした。幼少期からやりたい事があった為ハンドボールは高校までと決めていましたが、憧れの選手と話す機会をいただけ「やらずに後悔するよりやって後悔しろ」と続けることを決めました。
    幾つかの大学や実業団から声を掛けてもらえましたが、身体作りからと大学に進学することにし、とにかく体大に勝ちたかったのでチャレンジの多い関西の武庫川女子大に決めました。結果一度も勝つことは出来ませんでしたが、学生トップチームと沢山試合ができたことは良かったです。これまで上下関係があまり無かった事、初めての一人暮らし、勉強と慣れるまでとても大変でした。入学当初はリハビリ中だったので、1年の秋リーグからCBで本格的に試合に出させてもらい、優秀選手に選んでいただきました。試合に勝つ方が重要だと思ってやってきましたが、沢山の人の支えで長いリハビリを乗り越える事ができたので、一つ形として残す事ができて嬉しかったですね。2年生からはLBをし、秋リーグで得点王をもらえました。3年生はコロナで試合が無くなり、チーム練習すら出来なくなりました。最初は河川敷を走ったりと1人でトレーニングしていましたが、地元へ帰り近隣の中高生の練習に混ぜてもらいました。母校は勿論、男子チームも快く受け入れてくれ、地元を離れても温かく向かえてくれる事が幸せでした。しかし、チームとしてはインカレも無くなってしまい不完全燃焼で終わりました。4年生は求められている事と自分のプレーが噛み合わず、とても悩んだ時期でした。悩んでいた時期に右手首の靱帯を損傷し手術をしました。今まで体格や身体能力は強みである手首で補ってきました。その後出場時間も減り、焦りからハンドボールを心から楽しめなくなりました。そんな時でもずっと私を支えてくれた人達からの「横田のハンドボールが好き」と言う言葉で持ち堪える事ができました。 好きなことを続けるって幸せなことだけど、それは決してずっと楽しいわけでは無いそんな4年間でした。

    リーグ所属 以降

    前監督の櫛田さんに声を掛けていただき、4年生の4月末にはMVIへの加入を決めました。学生の頃から全員で楽しんでプレーするMVIが好きでYouTube等でよく観ていた事と、大好きなハンドを嫌いになったまま終わるのは悔しいと早い時期に決めました。1月からチームに合流しましたが、直ぐにフィジカルの差を痛感しました。これまでスピードやテクニックで誤魔化せていた部分が、少し当たられただけでゼロになってしまう。トップリーグのレベルの強さを知り、その中でも通用したプレーがあると嬉しかったです。
    1年目はBP・PV・LWと色んなポジションで試合に出させてもらえました。PVはこれまで経験した事が無いポジションだったのでとても新鮮でした。1プレー、2プレーと出場時間は短かったですが、与えられた役割をしっかりこなしながらチャレンジする事を目標としていました。
    2年目はCB・RBで出場し、勝負所での起用も増えてきたのでとにかく結果に拘ってプレーしていました。1本目のプレーが上手くいくと出場時間も伸びていったので、練習から特に代わった1本目で結果を出す事を大事にしていました。上手くいかない事も多かったですが、ミスも成功も全部自分のものにする気持ちで取り組みました。
    3年目は怪我からのスタートとなりました。我慢の年になりますが、このタイミングでこの怪我にはきっと意味があるのだと思い、必ず乗り越えてコートに戻ります。
    こうしてこれまでを振り返ると、本当に沢山の方々に支えていただけ今があると改めて感じました。感謝の気持ちを持って、結果で恩返し出来るよう頑張ります。個人としてもこれまで7度全国大会の決勝を戦いましたが、1度しか日本一になれず。大好きなこのチームでかならず日本一を獲ります。

    QUESTION

    質問
  • ハンドボールを始めた年齢
    10歳
  • 愛用しているシューズ
    バスケシューズ
  • 今シーズンの個人目標
    少しでも良い状態で1日でも1秒でも早くコートに戻り、チームにプラスの存在となる。
  • 目標達成のために努力していること
    自分との戦いに負けない。妥協しない。
  • 試合前に必ずすること
    柑橘系の香水を付ける(集中力を高める効果があると聞いたことがあるから)
  • オフにすること
    行き先を決めずロングドライブ
  • ハンドボールを始めたきっかけ
    従姉妹に誘われて
  • 自分のプレーの持ち味 / 見どころ
    武器が無いことが武器です。何でもやります!
  • バイオレットの良いところ
    ひとりの活躍をチーム全員で喜べる!
  • モーニングルーティン
    換気
  • コンディション維持の秘訣
    よく寝てよく食べる。憧れの選手のビデオを観る。
  • 遠征に必ず持っていくもの
    小説
  • 子供の頃にやっていたスポーツ
    バスケットボール
  • 子供の頃の憧れ、夢
    動物園の飼育員、ドルフィントレーナー
  • もしハンドボール選手じゃなかったら
    ペットとのんびり暮らしてる
  • これだけはチームNo.1だと思うこと
    バックステップ50m走
  • 語り出したら止まらない事
    はち愛(実家のわんこ)
  • 幸せだと感じる瞬間
    ハンドボールをしている時
  • マイブーム
    星旅
  • 集めているもの
    行ったライブのラバーバンド
  • 好きなアーティスト
    SUPER BEAVER
  • 将来の夢
    たぬきと暮らす
  • 今期の目標
    心身共に成長するシーズンにする。怪我を乗り越え、プレーで多くの人を魅了する!
  • ファン・サポーターへひと言
    怪我からのスタートとなってしまいますが、必ず笑顔で戻ります!待っていてください!!
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