PROFILE
名前
渡辺 樹
生年月日
1996年8月7日
ポジション
PV
背番号
14
出身地
千葉県
身長
170cm
利き手
右
勤務地
JA鈴鹿
経歴
富里北中学校→昭和学院高等学校→桐蔭横浜大学→ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング→三重バイオレットアイリス
PLAYER'S JOURNEY
プレーヤーの歩み
幼少時代
千葉県富里市出身です。すいかが名産地なので夏になるといつも冷蔵庫の中はすいかでパンパンでした。小さい頃は髪の毛もショートで名前も"樹"なので男の子によく間違われていました。
とにかく活発で外で遊ぶのが大好きな子供だったと思います!スポーツはお父さんが社会人でもサッカーをずっとやっていたので小さいころからボールに触れる機会はあったのですがサッカーには興味を持たず、、、足より手が良かったみたいですね。(笑)この時にお父さんの背番号が14だったこともあって、バイオレットに来た時にユニホームの番号を決めた理由でもあります。
この時は自分がまさかハンドボールというスポーツに出会うとは思っていませんでした!
中・高・大学時代
中学に上がってからは小学校でバレーボールをやっていたので(飯塚選手が入ろうとしたチーム)バレーボール部に入ろうと思っていたのですが、体験入部に行った時部員の多さとボール拾いをしてる一個上の先輩の姿をみたらなんか想像と違うと思い、姉がやっていたハンドボール部にふらっと興味本位で行ったら部員が1人足りなくて入ったらすぐ試合に出れるよって言われたのと、監督や先輩たちにすごく褒めてもらえてなんか楽しいかもって思ったのが始めたきっかけです!
私の地元はその当時では珍しく小学生からハンドボールのチームがあり、そこに姉も所属していたのですが飯塚選手もこのチームに所属していました!なのでハンドボールという存在は知ってましたが、まさか自分がここのカテゴリーまで続けるとは思っていませんでした。実はこの時はサイドをやったりバックプレーヤーをやっていてポストは全くやったことありませんでした!(笑)中学校では2年生のころからJOCに選んでいただき千葉県の代表として他のチームの子達と切磋琢磨してやっていたのを覚えています。この時のチームには飯塚選手はもちろんアランマーレの佐藤美月選手も一緒にやっていました!
大学時代
桐蔭横浜大学ってどこ?って最初は思いました(笑)まだまだ新しいチームで私が入った年にまだ5年目の若いチームでした。強豪校から来る選手やスーパープレーヤーもいなかったけど何が凄いって1番上の先輩が1番ひたむきに練習していた姿でした。入ったばっかの私は高校時代キャプテンだったこともあり、キーパーの先輩達(元大阪ラヴィッツ・齋藤佳織選手やHC名古屋・白築麗子選手)に中々初っ端から指示したり意見求めたりしていました。今思えばこんな後輩嫌だろうなーって思います(笑)そんな私のことも真摯に向き合ってくれて受け入れてくださった先輩方の心の広さとみんなでチームを作り上げていくスタイルが大好きでした。中学時代はほぼDF専門だったのでこの頃本格的にポストを教えてもらいポストプレーヤーとしてOFもたくさん鍛えられました。大学2年生の時にU-20に選出していただき世界選手権に出場しました。体格もパワーもスピードも何もかも初体験で、でも逆に未知の世界すぎてワクワクして守るものなんてなにもない!自分がどこまで出来るか試そう!っていうメンタルで挑んだのを覚えています。コンディションもメンタルも絶頂期だったのですがこの大会中に前十字靭帯損傷をし、この年のインカレ(元三重バイオレットアイリス・林美里選手の代)のコートに立つことは出来ず今までにないくらい悔しい思いをしたのを今でも覚えています。自分の最後の年には一年生のときにインカレで敗北した大阪体育大学と対戦しリベンジをかけて挑みました。結果は負けてしまいましたが、1番心残りなくスッキリした試合でした。
ひたむきさを教えてくれた元大阪ラヴィッツ・石田由規乃選手、背中で引っ張る姿を見せてくれた元三重バイオレットアイリス・林美里選手、静かな闘志と負けん気の強さを見せ続けてくれた元大阪ラヴィッツ・西笛里奈選手、そして同期には感謝しかないです。これが私の人間性を作り上げた一部になりました。
リーグ所属 以降
1年目はソニーセミコンダクタマニュファクチャリングに所属し、約1年間色々な経験をさせていただきました。三重バイオレットアイリスに移籍してきたのは、大学生の頃から櫛田前監督に声をかけて頂いていて、この移籍のタイミングでうち来なよ!って言っていただいたのがきっかけでした。ハンドボールが楽しいって事を忘れかけてこの頃の私は三重バイオレットアイリスにきてみんなで戦う楽しさ、シューターズの皆様の応援やチームの仲の良さにたくさん救われて、ここへきて本当に良かったと思っています。
大学生の時に一度断ったのにまた声をかけてくださった櫛田元監督と梶原元GMには感謝してもしきれません。
今シーズンで5シーズン目となりますが、まだまだ納得いく結果は手にしてません。今シーズン何がなんでもプレーオフに出場し結果を残したいと思います。
自分の役割と責任を全うしこの一年どんな年になるかまだわかりませんが、黄監督のもと変わっていくバイオレットと一緒に成長していきたいと思います。
今後とも変わらず三重バイオレットアイリスと渡辺樹の応援よろしくお願いします。